アプリ

2週間ほど前、2年間使ったiPhone4からiPhone5に機種変更した。iPhoneを使い始めた頃、文字入力に慣れずに四苦八苦したものだったが、最近では随分と慣れてきて苦痛ではなくなってきた。

 

一昔前までは、携帯電話を購入すると分厚い説明書が2冊もついていて、読むのが大変だったが、今は「説明書」というものがない。「最初に行う作業」の説明書が1枚きりで、他に手渡されたものと言えば、「おすすめのアプリ」やオプションの案内ぐらいのものである。私はiPhone4を購入した時に、「アプリ」「ダウンロード」というものを敬遠していて、何ひとつ使ったことがなかった。長い間「アプリって何だ?」と思っていたわけで、特に必要がなかったというのも理由のひとつである。

 

iPhoneの使い方だが、分厚い説明書の代わりに「ユーザーガイド」というものがsafariのブックマークに入っている。それをタップすると使い方の一覧表が画面に現れるのである。各項目をタップして読むことが出来るため、紙をめくる面倒もないし、読み終わった説明書をゴミに出す手間もなくなった。説明書を作る経費も随分と軽減されたことだろう。

 

今回は「アプリ」なるものをダウンロードしようと試みた。あらゆる種類のものがずらりと画面に現れ、ここで躊躇してしまい、なかなか先へ進まない・・・パスワードやら「ペットの名前は?」のような3つの質問に答えてやっとのことでダウンロードに成功。iPhoneは手の平サイズのコンピューターだと考えると、やはりセキュリティは重要である。ということは「iPhone用セキュリティアプリ」をダウンロードしなくてはならないの?

 

 

マニュアル作り

私は文具担当であるが、ただ文房具を売るだけが仕事ではない。同じ部署には家電、ゲーム機・ソフトがあり、同じカウンターでは寝具やカーテン、食器なども扱っているため、当然それらの販売、受注も行う。

 

 担当以外の部門の商品に関しては、できるだけ多くの知識を頭の中に入れようと努力する。それらの商品の中でも一番大変なのがエアコンの承りである。新規で取りつけるのか、買い替えなのか、取りつけ場所には専用のコンセントがあるのかどうか等、お客様からいろいろと聞きながら承ることになる。そして、取り外した古いエアコンをリサイクルに出すのかどうかまで話さなければならない。5年間の長期保証に加入する・しない、そして工事の日程までを決めてからレジで精算をするのだが、これらをすべて打ち込むことになるため、少し時間がかかる。

 

そこで私は昨日、職場で「承りマニュアル」を作り、引き出しに保管してきた。文具担当である私がエアコンの承りが出来るようになるまで丸2年かかった。このマニュアルには、私がまだ慣れずに冷や汗をかいた想い出が詰まっている。分かりにくかったところや注意するべきことを残さずに書きいれた。そして、今日は自宅で「レジ打ち専用シート」も作成。このマニュアルと専用シートがあれば去年入社した新人さんも分かるだろうと思う。

 

細かい部分まで丁寧に説明をして、お客様に安心していただく。短い時間で承りを済ませるとお客様も自分にもストレスはないはずである。そして清算は正確に早く。苦労した分、満足のいくマニュアルが完成した。